徹底的に「音」にこだわる音空間、北千住に在り!
【店名】music&bar OUTPUT
【ジャンル】音楽バー
【住所】〒120-0034 東京都足立区千住2−65 五十嵐ビル3F
【営業時間】金曜日・土曜日/18:00~24:00《現在は火曜日13:30〜21:00、土曜日12:00〜21:00 ※最新情報はInstagram又はwebサイトを》
【定休日】日曜~木曜
【ランチ喫煙可否】禁煙(※店舗入り口に喫煙スペース有り)
【TEL】―
【アクセス】北千住駅より徒歩3分
先日ご紹介したオリジナルタコスのお店、OUTPUT TACOS by pkpk。
こちらは、OUTPUTという音楽バーがお休みの時間帯に営業しています。
こちらの音楽バー、music&bar OUTPUTは、深い「音」を体感できるお店として、音楽好きの皆様のあいだで有名なお店です。
古民家+クール!北千住ならではの気取らない雰囲気
お店は3階にあります。階段を上がってみて、ビックリ!
北千住ならではの古民家風の店内で、癒しの空間が広がっています。
昼間にお邪魔したので、音楽バーとして営業されている夜間は少し印象が変わるかもしれませんが、このクール&ナチュラルさ!
では、夜にはどんな感じになるのでしょう?
オーナーにお願いして画像をお借りしました。カッコイイ!
これぞ音楽バー!というカッコよさですが、店内にはユーモアあふれる電話のインテリアがあったりと、クールさと気取らなさのバランスがたまらないお店です。
店内にはDJブースも!!
古民家風の店内に置かれた本格的な音響機材! アンバランスさがまたカッコイイ。
テクノ音楽ってどんな音楽?
音楽バーというと、気になるのは音楽のジャンルですよね。ジャズバーならジャズ音楽が流れていますし、ロックやクラシック、映画音楽など、お店によってこだわりのジャンルがあります。
OUTPUTがこだわるのは、テクノや映画音楽!
テクノというと馴染みの薄い方もいらっしゃるかもしれませんが、perfumeっぽい音楽、といえば伝わりやすいでしょうか?
テクノの中でもいろいろありますが、クールなテイストの音楽から、現代アートを思わせる上品な雰囲気の音楽まで、実はいろいろと楽しめる奥の深いジャンルです。
お店のwebサイトではSpotifyのプレイリストも紹介されています。気になる方はぜひチェックを!
「音」の深さ、解像度の高いクリアな「音」を体感できる音空間
デジタル音楽の魅力を余すところなく堪能させてくれるのが、こだわりのスピーカー。「focal trio 6 be」というフランスのスピーカーなのだそうです。
お邪魔した時も音楽がかかっていました。音がクリアといいますか、「他とは違うぞ?」という感覚はあるのですが、はたしてその秘密とは??
オーナーにお尋ねしてみると…。こちらで導入されているスピーカーは「モニタースピーカー」または「スタジオスピーカー」という、ミュージシャンが作曲する時にも使用するスピーカーで、パソコンなどで作った音を忠実に再現できるのだそうです。
「通常みなさんが馴染みがあるのは、鑑賞用スピーカーなんですよ」と、オーナー。
鑑賞用のスピーカーで音楽を聞いた場合、ほどよく音に調整が入るのだそうです。たとえば車用スピーカーだと低音が強調されているそうで、いわれてみれば、家電量販店でオーディオを選んだ時に、製品ごとに高い音が強かったり、ちょっと尖った音だったり、スピーカーごとに音質がかなり違うな~と感じた経験が一度はありますよね。
こちらのお店で導入しているモニタースピーカーは、鑑賞用スピーカーに比べて音の調整が入っていないのだとか。さらに、解像度が細かいため、繊細な音域も忠実に再現されるそうです。
たしかに、店内でかかっていた音楽も、打楽器の細かな音色までがふんわり響いていました。
「ボーカルの声も、たとえいいマイクで録音しても、スピーカーの質が悪いとうまく情報が伝わらず、再現性が低いんですよ。でも、このスピーカーならそばで生演奏しているように聞こえたりもしますよ」と。
他ではちょっと体感できないような、ハイクオリティな「音」を楽しめるというわけですね!
お酒もフードもお手頃価格。クラフトジンも楽しめる!
メニューを拝見して驚きました。ドリンクメニューがお手頃!
ビールは400円~、ラムやウォッカなども500円~!


音楽バーで、しかもとてもカッコイイお店なので「お高いのでは…」と思っていましたので、かなり意外。なんと、フードメニューも500円から。さらに驚き!
「オススメはこれですよ」とご紹介いただいたので、もちろん注文。クラフトジンです。
ソーダ割でお願いしました。カルヴァドス(calvados※リンゴのブランデー)の樽で熟成させたジンなのだそうです。リンゴの爽やかな香りにうっとり。こんなジンがあるんですね!
「クラフト」というと、まず浮かぶのはクラフトビールという言葉でしょうか。クラフトビールは小規模な醸造所でつくる個性的なビールのことですが、クラフトジンも、小規模な蒸留所でつくられた個性豊かなジンのことです。
このクラフトジン、ボタニカルブームもあってか海外ではすでに大流行中。日本でもじわじわと人気に火がついています。こちらのお店でも、各種取り揃えておられるそうですよ♪
もちろん、ジン以外にもさまざまなお酒を提供されています。
次も、オーナーのオススメで注文しました。「GREY GOOSE(グレイグース)」っていうフランスのウォッカです。洋ナシの香りがすごくいい。大変香り高くて、クラフトジンもですが、香りとお酒を一緒に楽しむというのが新鮮でした。
お酒に詳しくなくても、オーナーにオススメを教えていただけます。「どれにしようかな~」「こんなお酒があるんだ?」「うん、うまい!」となるこの時間もとても楽しかったです。
「実は、うちの店でよく出るのは酎ハイや緑茶ハイなんですよ」と、オーナー。「北千住っていう土地柄なのかなぁ、意外だなと思いました」と笑っておられました。
気取らずに好きなお酒を楽しめる雰囲気があるのは、はじめての来店でも分かる気がしました。のんびり落ち着ける、飾らない雰囲気が心地よいです。
「音」を通じて人がつながる空間に。イベントも多数開催!
チャージ料金はお1人様500円です。ただ、コロナ禍の現在はチャージ料金不要だそうです。
チャンス!
(※チャージ料金や営業時間は変更の可能性があります。最新情報をチェックしてくださいね。Instagram:https://www.instagram.com/music_bar_output/?hl=ja)
イベントも多数開催されています。日本各地から有名なアーティストを呼んだり、地元のミュージシャンが活動できる場になっていたり、沖縄など、遠方在住のDJと中継をつないだ動画配信をおこなったり!
「ただ音楽を流すだけではなく、マイクから録音する前に機材をかませたりします。音質にはこだわりますよ」と、オーナー。徹底的な「音」への追求が隅々まで感じられて、お話を聞いているだけで胸躍ります。イベント開催中にまた来たいなぁ~。
「先日も、お客さんにマジシャンの方がいらっしゃって、ショーをやりましょうかっていう話が出たんですよ。『音』を仲立ちにお客様同士がつながっていくと嬉しいですよね。例えば、べつのジャンルに興味があるお客様同士が吸収しあっていける場を提供できたら…」。
テクノや映画音楽というmusic&bar OUTPUTが得意とするジャンルに関わらず、マジックや現代舞踊など、音をキーにして人が集うイベントもどんどん開催されるかも…とのことでした。音楽好きだけでなく、何かが好きならいらっしゃい、というようなウェルカムな雰囲気にホッコリ!
music&bar OUTPUTへのアクセス
最後に、お店への行き方をご紹介しますね。
北千住駅西口のマクドナルド脇の小道を入ります。
まだまだまっすぐ進んで…
シチュー屋のある角を右折します。(こちらのみ昼間に撮影)
肉寿司のあるビルがすぐ右手に見えます。お店はこちらのビルの3階です。
店頭には「music&bar OUTPUT」のクールな看板も。
このクールさと3階という立地に、「敷居が高いお店なのでは…」と感じるかもしれませんが、心配ご無用です。人情味あふれる古民家風の内装と、音楽バーとしてのクールさ、プロフェッショナルな音響機材が融合した、心地よいお店です。
たっぷりリラックスしてお酒を味わい、癒しの時間を過ごせますよ♪
窓からの眺めもステキです。ぜひ3階まで上がってみてくださいね。
またお邪魔したいです。ごちそうさまでした!